釣りでは、道糸にサルカンやスナップ、ルアーを結ぶ場面が何度もやってきます。最初に覚えるなら、ユニノットと改良クリンチノットの2つで十分です。どちらも、金具の輪(環)に糸を結ぶための結び方です。この記事では、手順を図と文章で順番に解説します。
うっちー結び方って、動画を見てもその場で忘れちゃうんだよね



わかる。料理の動画も、見てるときは完璧なのに、台所に立つと手が止まるやつ
目次
最初に覚える2つの結び方
| 結び方 | 特徴 | 主な使いどころ |
|---|---|---|
| ユニノット | 手順の形が決まっていて覚えやすい。結び目を滑らせて環に寄せる | サルカン・スナップ・環付きの針に道糸を結ぶ |
| 改良クリンチノット | 巻いて通すだけなので早く結べる | サルカン・スナップ・ルアーに道糸を結ぶ |
この記事の結び方は、ナイロンやフロロカーボンの糸を想定しています。PEラインは表面が滑りやすいので、慣れてから専用の結び方を覚えるのがおすすめです。糸の種類は「ライン(釣り糸)とは?」で解説しています。
結ぶ前の3つの準備
- 糸を長めに出す:端糸(結ぶ側の糸の先)を15cmほど出しておくと、指でつまみやすくなります。
- 締める前に湿らせる:乾いたまま一気に締めると、こすれた熱で糸が傷みます。締める直前に、つばや水で湿らせましょう。
- 余りは少し残して切る:結び目のすぐ根元で切ると、ほどけやすくなります。2〜3mmほど残して切ります。
ユニノットの結び方
- 環に糸を通し、15cmほど折り返して、本線と2本そろえて持ちます。
- 端糸で、2本の糸の横に大きな輪を作ります。
- 端糸を輪の中にくぐらせながら、2本の糸に4〜5回巻きつけます。
- 端糸をゆっくり引いて、結び目を締めます。
- 糸を湿らせてから本線を引き、結び目を環まで滑らせてしっかり締めます。余った端糸を切ります。



輪の中をくぐらせる向き、どっちだっけ……ってなりそう



最初は太めの糸と大きめのサルカンで、家で10回くらい練習するといいらしいよ。ボス戦の前のレベル上げだね
改良クリンチノットの結び方
- 環に糸を通し、10〜15cmほど折り返します。
- 端糸を本線に5〜7回、ねじるように巻きつけます。
- 端糸を、環のすぐ上にできた小さな輪に通します。
- 小さな輪から出た端糸を、いまできた大きな輪にも通します(ここが「改良」の部分です)。
- 糸を湿らせてから本線と端糸を引いて締め、余った端糸を切ります。
この記事の図は、糸の通し方の流れを分かりやすく描いたイメージです。実際の糸は、巻いた部分がもっと細かく詰まります。
うまく結べないときのチェック
| こんなとき | 見直すこと |
|---|---|
| 結び目がすっぽ抜ける | 巻く回数が少なすぎないか。ユニノットは4〜5回、改良クリンチノットは5〜7回を目安に |
| 締めたら糸がちりちりに縮れた | 乾いたまま一気に締めていないか。湿らせてから、ゆっくり締める |
| 結び目が環から離れたまま | 最後に本線をしっかり引いて、結び目を環まで寄せきる |
| 途中で糸が短くなって巻けない | 最初に出す端糸を長めにとる |
結んだあとの確認と安全
ここに注意
結び終わったら、本線を強めに引いて、結び目がほどけないか確かめてから釣りを始めましょう。針が付いた仕掛けを結ぶときは、針先が指に刺さらないように、針の部分を持たずに作業します。切った糸くずは、鳥や魚にからまないよう必ず持ち帰りましょう。
余った糸を切るには、釣り用のハサミが1本あると手早く作業できます。ダイワの「PEシザー 125R+F」は先が丸いタイプで、持ち歩くときも手に刺さりにくく安心です。
まとめ
- 最初に覚えるなら、ユニノットと改良クリンチノットの2つ
- 端糸は長めに出し、締める前に必ず湿らせる
- ユニノットは「輪を作って4〜5回巻く」、改良クリンチノットは「5〜7回ねじって2つの輪に通す」
- 結んだら本線を引いて確かめ、糸くずは持ち帰る
結び方を覚えたら、次はサビキ釣りで実際に仕掛けを結んでみましょう。
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