「タナ」は、魚が泳いでいる水深(深さ)のことです。魚は種類や時間帯によって泳ぐ深さが違うため、仕掛けをその深さに合わせられるかどうかで釣果が大きく変わります。この記事では、タナという言葉の意味、深さの分け方、釣り方ごとのタナの合わせ方、タナを探すコツを解説します。
うっちー





タナ=魚が泳いでいる深さ
釣りでいう「タナ」は、魚が泳いでいる水深、または仕掛けを沈める深さのことです。「タナが合っていない」「タナを探る」のように使います。魚がいる深さと仕掛けの深さがずれていると、魚がすぐ近くにいても釣れないことがあります。
深さの分け方
| 層 | 位置 | よく狙う魚の例 |
|---|---|---|
| 表層 | 水面から浅いところ | イワシ、サヨリなど |
| 中層 | 水面と海底の間 | アジ、サバなど |
| 底層(ボトム) | 海底付近 | キス、カレイ、カサゴ、ハゼなど |
※魚がいる深さは、時間帯や季節、水温、潮の流れによって変わります。例えばアジは、日中は深めの層、暗くなると浅い層に上がってくることがあります。表はあくまで目安です。


釣り方ごとのタナの合わせ方
ウキ釣り
ウキから針までの長さ(ウキ下)が、そのままタナになります。ウキ下を長くすれば深く、短くすれば浅い層を狙えます。竿より深い場所を狙うときは、道糸に付けた「ウキ止め」の位置を動かして深さを変える「遊動ウキ」を使います。詳しくは「ウキって何?」で解説しています。
サビキ釣り
仕掛けをいったん海底まで沈め、そこからリールを数回ずつ巻き上げて、魚が掛かる深さを探します。釣れたら、その深さを覚えておき、次も同じ深さで止めるのがコツです。
ルアー釣り
ルアーが着水してから、沈めている秒数を数える「カウントダウン」で深さを調整します。「5秒沈めて巻く」「10秒沈めて巻く」のように秒数を変えれば、違う深さを探れます。沈む速さはルアーごとに違うので、同じルアーで比べるのがポイントです。






タナを探すコツ
- まずは水深を知る:オモリを海底まで沈めて、どのくらいの深さがあるか確かめます
- 決まった順番で探る:底から少しずつ上げる、または上から少しずつ下げる、と順番を決めると探しやすくなります
- 釣れた深さを覚える:リールを巻いた回数や、ウキ下の長さをメモしておくと、同じ深さをすぐに再現できます
- 周りの様子を参考にする:近くでよく釣れている人がいれば、ウキの位置や仕掛けを沈めている時間を参考にするのも手です
タナにまつわる用語
| 用語 | 意味 |
|---|---|
| タナを取る | 仕掛けを、魚がいる深さに合わせること |
| タナを探る | 深さを変えながら、魚がいる層を探すこと |
| 底を取る | オモリを海底まで沈めて、水深を確かめること |
| ウキ下 | ウキから針までの長さ。ウキ釣りのタナになる |
| カウントダウン | ルアーを沈める秒数を数えて、深さを調整する方法 |
| レンジ | ルアー釣りで、ルアーが泳ぐ深さ(層)のこと。タナとほぼ同じ意味 |
タナ探しに役立つ道具
| 道具 | 役立つ場面 |
|---|---|
| ウキ止め糸・シモリ玉 | 遊動ウキで、ウキ下の長さを自由に変えられる |
| タナ取り用のオモリ | 針に付けて沈め、ウキ釣りで水深を測る |
| カウンター付きリール | 糸を出した長さや水深が表示され、同じ深さを再現しやすい。主に船釣りで使う |
| 魚群探知機 | 水中の魚の群れや水深を画面で確認できる。岸から投げ込んで使うタイプもある |
ウキ釣りの仕掛けについては「仕掛けって何?」、オモリについては「オモリって何?」で解説しています。


まとめ
- タナは、魚が泳いでいる深さ、または仕掛けを沈める深さのこと
- 表層・中層・底層に分けて考え、時間帯や季節で変わることを意識する
- ウキ釣りはウキ下、サビキは巻き上げ、ルアーはカウントダウンで深さを合わせる
- 釣れた深さを覚えて、同じ深さを再現するのがコツ









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