「オモリ」は、仕掛けを水の中に沈めるための重りです。釣具店では「5号」「10号」といった号数の表記や、ナス型・中通しなどの形の名前が並んでいて、最初はどれを選べばいいか迷いやすい道具でもあります。この記事では、オモリの役割、号数と重さの関係、形の種類と使い分けを解説します。
うっちー


オモリ=仕掛けを沈めるための重り
オモリには、主に次のような役割があります。
- 仕掛けを魚のいる深さまで沈める
- 重さを利用して、仕掛けを遠くまで投げる
- 潮の流れや風で、仕掛けが流されすぎないようにする
- ウキ釣りでは、ウキとの浮き沈みのバランスを取る
号数と重さの関係
オモリの重さは「号」で表すのが一般的で、1号は約3.75gです。これは昔の重さの単位「匁(もんめ)」に由来しています。号数が大きいほど重くなり、重さは号数に比例します。
| 号数 | 重さの目安 | 主な使いどころ |
|---|---|---|
| 1号 | 約3.75g | 軽いウキ釣り |
| 3号 | 約11.3g | 足元の釣り |
| 5号 | 約18.8g | サビキ釣り・ちょい投げ |
| 10号 | 約37.5g | ちょい投げ・胴付き |
| 20号 | 約75g | 投げ釣り・船釣り |
ルアー釣りで使うオモリや、ジグヘッド(オモリと針が一体になったもの)は、号ではなくg(グラム)で表記されることが多いです。






ガン玉の「B」表記
ウキ釣りで使う小さな丸いオモリ「ガン玉」は、号ではなく「B」「2B」「3B」のように表記されます。Bの前の数字が大きいほど重く、Bより軽いものは「G2」「G5」のように表し、こちらは数字が大きいほど軽くなります。重さはメーカーによって少し異なりますが、Bが約0.55g、3Bが約0.95gが目安です。
オモリの形と使い分け
| 形 | 特徴 | 主な釣り方 |
|---|---|---|
| ナス型 | しずくのような形で、上に糸を結ぶ輪が付いている。いろいろな釣りに使える定番 | サビキ釣り・胴付き仕掛け |
| ガン玉 | 割れ目に糸を挟んで付ける小さな丸いオモリ。沈み具合の微調整に使う | ウキ釣り |
| 中通しオモリ | 中心の穴に糸を通して使う。魚がエサを引いたときに重さを感じにくい | 穴釣り・ぶっこみ釣り |
| 天秤オモリ | 金属のアームとオモリが一体になったもの。投げても仕掛けが絡みにくい | ちょい投げ・投げ釣り |
| 小田原型 | 断面が六角形の細長いオモリ。海底で転がりにくい | 胴付き仕掛け・船釣り |








重さの選び方
オモリの重さを選ぶときに一番大切なのは、竿に書かれた「オモリ負荷」の範囲内に収めることです。竿の根元付近には「オモリ負荷 5〜15号」のような表示があり、この範囲を超える重さを投げると、竿が折れる原因になります。
| 釣り方 | 重さの目安 |
|---|---|
| 堤防のサビキ釣り | 5〜8号前後。潮が速いときは少し重くする |
| ちょい投げ | 5〜10号前後。竿のオモリ負荷に合わせる |
| ウキ釣り | ウキに書かれた号数やB表記に合わせる |
ウキとオモリの合わせ方は、「ウキって何?」で詳しく解説しています。
オモリにまつわる用語
- オモリ負荷(錘負荷):その竿で扱えるオモリの重さの範囲
- 着底(ちゃくてい):オモリが海底に着くこと。糸の出が止まったり、糸がふっとたるんだりして分かる
- 底を取る:オモリを海底まで沈めて、水深や海底の位置を確かめること
- 捨てオモリ:根掛かりしたときに、オモリだけが切れて仕掛けが回収できるようにする仕組み
- タングステン:鉛より重い(比重が大きい)金属。同じ重さでも小さく作れるが、価格は高め
扱うときの注意
多くのオモリは鉛でできています。オモリを触ったあとは、食べ物を口にする前に手を洗いましょう。また、重いオモリを付けて投げるときは、周りに人がいないことを必ず確認してください。根掛かりで切れたオモリは回収できないことが多いため、根掛かりしにくい形や場所を選ぶことも大切です。
まとめ
- オモリは、仕掛けを沈める・投げる・流されないようにするための重り
- 1号は約3.75g。号数に比例して重くなる
- ガン玉は「B」表記で、Bの前の数字が大きいほど重い
- 重さは、竿の「オモリ負荷」の範囲内で選ぶ









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