マアジの生態と、釣りへのつながり|お魚図鑑

マアジ(真鯵)のイラスト

堤防や漁港で最も釣りやすい魚のひとつ。どの深さを泳ぎ、何を食べ、どう育つのかを知ると、サビキ釣りの「なぜ」が見えてきます。

Trachurus japonicus港内回遊魚サビキ

マアジ(真鯵)のイラスト
元絵:川原慶賀「Trachurus japonicus」(1823〜1829年、シーボルト・コレクション、ナチュラリス生物多様性センター所蔵、パブリックドメイン)
分類スズキ目 アジ科 マアジ属
大きさ最大で40cm前後
分布北海道〜九州の沿岸、瀬戸内海、沖縄。朝鮮半島や中国の沿岸にも
すむ層中層〜下層(水深0〜100mほど)
旬4〜8月
別名ジンタ、ゼンゴ、マメアジ、キアジ、クロアジ ほか

釣れやすい時期

いちばん釣れやすいのは 4〜6月・9〜11月

  1. 1月:釣れる
  2. 2月:釣れる
  3. 3月:釣れる
  4. 4月:よく釣れる
  5. 5月:よく釣れる
  6. 6月:よく釣れる
  7. 7月:釣れる
  8. 8月:釣れる
  9. 9月:よく釣れる
  10. 10月:よく釣れる
  11. 11月:よく釣れる
  12. 12月:釣れる

よく釣れる釣れる少ない

地域や年によって前後します。

目次

生態と、釣りへのつながり

すむ層:中層から下層

水深200mより浅い海の、中層から下層にすみます。沿岸では水深0〜100mほどが中心です。

居着く群れと、回遊する群れ

内湾や瀬に定着する群れ(瀬付き)と、沖を回遊する群れがいます。瀬付きは体高が高く背中が黄色っぽい「キアジ」、回遊するほうは体高が低く背中が黒っぽい「クロアジ」と呼ばれます。

食べもの:大きくなると小魚へ

生まれたばかりの仔魚は小さな動物プランクトンを食べ、成長するにつれて魚を食べる傾向が強くなります。成魚はイワシ類やキビナゴなどの小魚、イカ類、オキアミ類を食べます。

成長:大きさで年齢がわかる

生後1年で10〜18cm、2年で18〜25cm、3年で20〜30cm、5年で35cmほどになります。

季節:産卵は南ほど早い

水温16〜22℃で産卵し、16〜17℃のときに最も活発です。産卵期は九州沿岸で1〜11月、西日本の太平洋岸で1〜5月、関東近海で5〜7月、東北の太平洋岸で7月ごろ。5cmほどの稚魚は流れ藻について暮らします。

見分け方:ぜんごと小離鰭

「ぜんご(稜鱗)」と呼ばれる硬いうろこが、頭の後ろから尾まで側線の全体に並びます。よく似たマルアジとの見分けは、このぜんごと、尾の近くにある小さなひれ(小離鰭)が決め手。マアジには小離鰭がありません。

釣り人の経験則

釣り人のあいだでよく言われていることです。出典のある事実とは分けて載せ、釣り日記で一つずつ確かめていきます。

  • 経験則常夜灯のある港では、夜にアジが集まりやすい未検証
  • 経験則朝と夕方のまずめに食いが立つ未検証
  • 経験則群れが入ると一気に釣れ、抜けるとぱったり止まる未検証

上級者ならどう考える?

なぜ常夜灯の下にアジが集まるのか?

アジは成長するほど小魚を食べます(上の「食べもの」)。光に寄ってくる小さな生き物や小魚を追ってきているのでは?

これは仮説です。釣行で試して、結果を釣り日記で報告します。

出典

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この記事を書いた人

LAPIN FISHINGの運営者。何年たっても初心者気分が抜けない、自称・永遠の釣り初心者です。アニメ・漫画・ゲームが好きで、思い立ったらノリで動くタイプ。相棒のうさぎ・アジルと一緒に、調べたことや試したことを記事にしています。

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