【初心者向け】仕掛け・エサ・ルアーの基本(STEP3)

【PR】この記事には、アフィリエイト広告のリンクが含まれています。
堤防で、ライフジャケットを着た女性が小さなロケットカゴにアミエビを詰めているイラスト(初心者講座STEP3 仕掛け・エサ・ルアーの基本)

難易度基礎 ★★☆☆☆

所要時間約9分

前提STEP2(竿とリール)

竿とリールがそろったら、次は糸の先につける仕掛けと、魚を誘うエサを選びます。釣具店には、仕掛けやエサが壁一面に並んでいて、最初はどれを手に取ればいいのか分かりません。でも、「最初にどの釣り方をするか」を決めれば、買うものは自然に決まります。この記事では、釣り方の選び方から、仕掛けの袋の読み方、針の号数、エサの種類と扱い方、ルアーの入口まで順番に解説します。

この記事で身につく力

  • 最初の釣り方を決めて、必要な仕掛けとエサを釣具店で迷わず買える
  • 仕掛けの袋の表記と、針の号数を読める
  • エサを正しく保存して、釣り場で扱える
うっちー
仕掛けの売り場、種類が多すぎて、何を買えばいいのか分からないんだよね
アジル
……スーパーも、今日はカレーって決めてから行けば、買うものは決まるでしょ。釣りも、先に釣り方を決めるといい……らしいよ
目次

結論:最初はサビキ、次はちょい投げ

堤防で始めやすい釣り方は、主に次の4つです。

堤防で始めやすい4つの釣り方 堤防の釣り方4つを、水中の断面図で比べた図。サビキは、ロケットカゴとサビキ仕掛けを足元に落とし、まいたアミエビに魚を集める。ちょい投げは、天秤とオモリの仕掛けを少し投げて底を狙う。ウキ釣りは、ウキの下にエサをつけた針を浮かせる。ルアーは、小魚の形のルアーを動かして釣る。サビキに「最初はこれ」の印がある。 堤防で始めやすい4つの釣り方 最初はこれサビキ足元に落とすちょい投げ少し投げて底ウキ釣りウキで浮かせるルアールアーを動かす

はじめての1回はサビキ釣りがおすすめ。慣れてきたら、少しだけ投げる「ちょい投げ」に挑戦しましょう。ウキ釣りとルアー釣りは慣れてから。

釣り方どんな釣り?主に釣れる魚おすすめ度
サビキ釣りたくさんの小さな針がついた仕掛けを足元に落とし、まき餌(コマセ)で魚を集めて釣るアジ・イワシ・サバなど◎ 最初の1回に
ちょい投げ仕掛けを軽く投げて、底にいる魚を狙うキス・ハゼ・カレイなど○ 次の一手に
ウキ釣りウキで仕掛けを浮かせ、ウキの動きでアタリを見る小アジ・メバル・ウミタナゴなど△ 慣れてから
ルアー釣りエサの代わりに、魚の形をまねた疑似餌(ルアー)を動かして釣るアジ・メバル・カマスなど△ 慣れてから

はじめての1回は、サビキ釣りがおすすめです。足元に落とすだけで投げる必要がなく、魚の群れが来れば初心者でも数が釣れます。慣れてきたら、少しだけ投げる「ちょい投げ」に挑戦してみましょう。

釣り方を決めると、買うものが決まる

釣り方で決まる買い物リスト サビキ釣りとちょい投げで買うものを2列に並べた図。サビキ釣りは、ロケットカゴ付きのサビキ仕掛け、袋に入った冷凍のアミエビ、コマセを詰めるスプーン、水くみバケツ。ちょい投げは、ちょい投げ仕掛け(天秤とオモリと針)、虫エサまたは人工エサ、エサ入れ、タオル。 釣り方で決まる買い物リスト サビキ釣り サビキ仕掛け アミエビ スプーン 水くみバケツ ちょい投げ ちょい投げ仕掛け 虫エサ・人工エサ エサ入れ タオル

サビキ釣りはサビキ仕掛け(カゴ付き、またはカゴを別に)とアミエビ、ちょい投げは天秤・オモリ・針の仕掛けと虫エサ(または人工エサ)。仕掛けの重さと長さが竿に合うかも確かめましょう。

釣り方仕掛けエサあると便利
サビキ釣りサビキ仕掛け(カゴ付き、またはカゴを別に買う)アミエビ(コマセ)コマセを詰めるスプーン、水くみバケツ
ちょい投げちょい投げ用の仕掛け(天秤+オモリ+針)虫エサ(アオイソメなど)、または人工エサエサ入れ、タオル

仕掛けを選ぶときは、竿に合わせることも大切です。見るポイントは次の2つです。

  • 重さ:オモリやカゴの重さが、竿のオモリ負荷の範囲に入っているか(オモリ負荷の読み方はSTEP2)
  • 長さ:仕掛けの長さが、竿より長すぎないか。竿より長いサビキ仕掛けは、慣れないうちは竿の長さに合わせて切って使うと扱いやすくなります

仕掛けの号数と竿の号数は、別の意味の数字です。数字を合わせて選ぶものではないので注意しましょう。

針の各部の名前と、号数の読み方

針の各部の名前 釣り針を大きく描いた図。上の端のハリスを結ぶところがチモト、針の曲がった内側がフトコロ、とがった先が針先、針先の内側にある小さなとげがカエシ。 針の各部の名前 ハリスチモトフトコロカエシ針先

チモト:糸(ハリス)を結ぶところ/フトコロ:針の曲がった内側。魚の口がかかるところ/カエシ:針先の内側の小さなとげ。かかった針が抜けにくくなる/針先:魚の口に刺さる、とがった先

  • チモト:糸(ハリス)を結ぶところ
  • フトコロ:針の曲がった内側。魚の口がかかるところ
  • カエシ:針先の内側にある小さなとげ。一度かかった針が抜けにくくなる

針の大きさは「号」で表します。同じ種類の針なら、号数が大きいほど針も大きくなります。ただし、針には「袖針」「キス針」「チヌ針」など種類があり、種類がちがうと、同じ号数でも大きさがかなりちがいます。号数は、同じ種類の中で比べる数字だと覚えておきましょう。

針の号数と大きさ 上は同じ種類の袖針を2号、4号、6号、8号と並べた図で、号数が大きいほど針が大きい。下の枠は、同じ4号でも袖針よりチヌ針のほうが大きく太いことを示した図。 針の号数と大きさ 同じ種類(袖針)なら2号4号6号8号号数が大きいほど大きい →種類がちがうと、同じ4号でも…袖針4号チヌ針4号

同じ種類の針なら、号数が大きいほど大きくなります。種類がちがうと、同じ号数でも大きさがかなりちがうので、号数は同じ種類の中で比べましょう。※図の大きさはイメージで、実際の寸法ではありません。

針に結ぶ糸をハリスといい、ハリスにも号数があります。ハリスは、道糸(リールに巻いた糸)より細いものを使うのが基本です。根掛かりしたときにハリスのほうが先に切れるので、道糸や仕掛け全体をなくさずにすみます。糸の号数については「ライン(釣り糸)とは?」でまとめています。

仕掛けの袋の読み方

はじめは、針や糸があらかじめ組まれた完成仕掛けを買えば大丈夫です。袋には、次のような情報が書かれています。

仕掛けの袋の読み方 サビキ仕掛けの袋の例。窓から、上にサルカン、下にスナップがつき、ピンクの皮がついた6本の針が並んだ仕掛けが見える。右側に、1 針4号、2 ハリス1号、3 全長1.2m、4 6本針、と書かれている。 仕掛けの袋の読み方 サビキ仕掛け針 4号1ハリス 1号2全長 1.2m36本針4

①針の号数(針の大きさ) ②ハリスの号数(針に結ぶ糸の太さ) ③全長(仕掛けの長さ) ④針の数。袋の書き方は商品によってちがいます。

表記意味選び方の目安
針の号数(例:針4号)針の大きさ釣れている魚の大きさに合わせる。サビキなら小アジは3〜5号前後が目安
ハリスの号数(例:ハリス1号)針に結ぶ糸の太さ針の号数と組み合わせて決まっていることが多い
全長(例:1.2m)仕掛けの長さ竿より短いものを選ぶか、竿に合わせて切る
針の数(例:6本針)ついている針の数はじめは針の数が少なめのほうが、からまりにくい

サビキ仕掛けには、カゴを仕掛けの上につける「上カゴ式」と、下につける「下カゴ式」があります。ちがいや選び方は「サビキ釣りのやり方」でくわしく解説しています。

サビキ仕掛けの2つのつけ方 サビキ仕掛けのカゴのつけ方を2つ並べた図。左の上カゴ式は、道糸の下にロケットカゴ、その下にピンクの皮がついた針が並ぶサビキ仕掛け、いちばん下にオモリ。右の下カゴ式は、道糸の下にサビキ仕掛け、いちばん下にオモリ付きのカゴ。 サビキ仕掛けの2つのつけ方 上カゴ式下カゴ式道糸ロケットカゴサビキオモリ道糸サビキカゴオモリ付き

上カゴ式はカゴを仕掛けの上に、下カゴ式はカゴを仕掛けのいちばん下につけます。カゴにアミエビを詰め、竿を軽く上下に動かして、まきエサを出します。カゴやオモリの重さは、竿のオモリ負荷に収まるものを選びましょう。

3つの仕掛けは「狙う深さ」がちがう

仕掛けで狙う深さがちがう 堤防の横から見た海の断面図。サビキ仕掛けは、ロケットカゴの下に針が並び、足元の表層から底までを狙う。ウキ仕掛けは、ウキの下の決まった深さ(タナ)にエサをつけた針がある。ちょい投げ仕掛けは、天秤とオモリが少し沖の底にあり、エサをつけた針が底に沿って伸びる。 仕掛けで狙う深さがちがう タナサビキ足元の表層〜底ウキ決まった深さちょい投げ少し沖の底

サビキは足元の表層から底まで、ちょい投げは少し沖の底、ウキ釣りはウキの下の決まった深さ(タナ)を狙います。タナはウキ止めの位置で調整します。

  • サビキ仕掛け:足元の、表層から底まで。コマセで集めた魚の群れがいる深さを探ります。
  • ちょい投げ仕掛け:少し沖の底。天秤とオモリで仕掛けを底に沈め、底にいる魚を狙います。
  • ウキ仕掛け:ウキの下の決まった深さ(タナ)。ウキ止めの位置で、エサの深さを調整します。

それぞれの仕掛けの部品の名前は、「仕掛けって何?」、「オモリって何?」、「ウキって何?」でまとめています。

エサの種類と扱い方

釣りのエサには、針につけるさしエサと、まいて魚を集めるまきエサ(コマセ)があります。サビキ釣りでは、カゴに入れたアミエビがまきエサの役目をし、針には魚の皮やビニールなどでできた疑似餌がついています。

うっちー
虫エサ、正直ちょっと苦手なんだよな……
アジル
……人工のもあるらしいよ。下の表の、いちばん下
エサの種類と保存のしかた エサ4種類の保存と扱い方のカード。冷凍アミエビは早めに解凍し、夏は保冷剤と一緒に運ぶ。チューブのアミエビは常温で持ち運べるが、高温と直射日光は避ける。アオイソメは保冷剤で涼しく保ち、濡らしすぎない。人工の虫エサは常温で保存でき、高温の車内は避ける。 エサの種類と保存のしかた 冷凍アミエビ ・早めに解凍 ・夏は保冷剤で冷やす チューブのアミエビ ・常温で持ち運べる ×高温・直射日光 アオイソメ(虫エサ) ・保冷剤で涼しく ・濡らしすぎない 人工の虫エサ ・常温で保存 ×高温の車内

使い切れなかったエサは、釣り場に捨てずに持ち帰りましょう。まきエサ(コマセ)は、釣り場によって使い方が決められていたり禁止されていたりするので、行く前にルールを確かめます。

エサ使う釣り保存と扱い方
アミエビ(冷凍)サビキ釣りのまきエサ冷凍のものは、とけるまで時間がかかる。前の晩に冷蔵庫へ移すなど、早めに準備する(夏は早くとけて傷みやすいので、保冷剤と一緒に持ち運ぶ)
チューブ入りのアミエビ(例:アミ姫)サビキ釣りのまきエサ常温で持ち運べて手が汚れにくい。高温と直射日光は避ける
アオイソメなどの虫エサちょい投げ、ウキ釣り生き物なので、保冷剤で涼しく保つ。水に濡らしすぎない
人工の虫エサ(例:パワーイソメ)ちょい投げ常温で保存でき、虫が苦手な人でも使いやすい。高温の車内や直射日光は避ける

使い切れなかった虫エサやアミエビは、釣り場に捨てずに持ち帰りましょう。まきエサ(コマセ)は、釣り場によっては使い方が決められていたり、禁止されていたりします。行く前に、釣り場のルールを確かめておきましょう。コマセのくわしい使い方とマナーは「コマセって何?」で解説しています。

虫エサの付け方

  1. 虫エサを、針の長さより少し長いくらいに切ります(小さな魚を狙うときは短めに)。
  2. 切り口から針先を入れ、針の曲がりに沿って、チモトの近くまでまっすぐ通します。
  3. 針先を少しだけ外に出し、エサの端を1〜2cmほど垂らします。

エサが曲がってついていると、仕掛けが回ってからまりやすくなります。人工の虫エサも、同じようにまっすぐ刺して使います。エサをさわったあとの手は、タオルやウェットティッシュでふきましょう。

ルアー釣りの入口

ルアーは、魚の形や動きをまねた疑似餌です。エサの準備や保存がいらない一方で、動かし方で釣れ方が変わるので、エサ釣りに慣れてから始めるのがおすすめです。

アジル
ルアーって、猫じゃらしみたいなものかも。同じおもちゃでも、振り方で猫の食いつきが全然ちがうでしょ。魚も、動かし方で変わる……らしいよ
うっちー
……魚より先に、猫で練習したくなるな(笑)
ルアーの種類 ルアーの種類を示した図。上は、針のないワームを、オモリと針が一体になったジグヘッドに刺して使うことを示す。下の左は、前のリングに針がついた金属製のメタルジグ、右は、小魚の形で前にリップがあり、おなかとしっぽに3本針がついたミノー。 ルアーの種類 ワーム+ジグヘッドジグヘッド+ワーム(針なし)=メタルジグミノー

ワームには針がないので、オモリと針が一体のジグヘッドと組み合わせて使います。メタルジグは金属の重いルアーで遠くまで投げられ、ミノーは巻くだけで小魚のように泳ぎます。

ルアー特徴
ワーム+ジグヘッドやわらかいゴムのような疑似餌(ワーム)を、オモリと針が一体になったジグヘッドにつけて使う。ワームには針がついていないので、ジグヘッドと組み合わせるのが基本
メタルジグ金属でできた重いルアー。遠くまで投げられ、深いところも探れる
ミノー小魚の形をしたプラスチックなどのルアー。巻くだけで泳ぐように動く

ルアーの種類は「ルアーって何?」で、ワームとジグヘッドの選び方は「アジング入門 STEP3」でくわしく解説しています。

予算の目安

竿とリール以外に、1回の釣りでかかる仕掛けとエサの費用の目安です。

釣り方買うもの費用の目安
サビキ釣りサビキ仕掛け(カゴ付き)2〜3枚、アミエビ1,000〜2,000円前後
ちょい投げちょい投げ仕掛け2〜3組、虫エサまたは人工エサ1,000〜2,000円前後

※2026年10月時点の目安です。仕掛けは根掛かりやからまりで使えなくなることがあるので、予備を1〜2枚多めに持っていくと安心です。

竿とリールから、仕掛けまでまとめてそろえたい人は、サビキとちょい投げの仕掛けがついたセットもあります。

よくある失敗と、安全の注意

よくある失敗こうすれば防げる
竿より長いサビキ仕掛けで、からまって使えなかった竿の長さに合わせて切ってから使う
冷凍のアミエビが、釣り場でとけていなかった前の晩に冷蔵庫へ移す。チューブ入りを使う
虫エサが暑さで弱ってしまった保冷剤と一緒に、日かげに置く
竿のオモリ負荷より重い仕掛けを使った仕掛けのオモリの号数を確かめてから買う
ここに注意
  • 針は鋭いので、仕掛けを袋から出すときや結ぶときは、指に刺さないようゆっくり作業する
  • 使い終わった仕掛けや針は、ゴミとして持ち帰る。放置された針は、人や鳥のけがの原因になる
  • まきエサの使い方は、釣り場のルールに従う

まとめ

  • 最初はサビキ釣り、次はちょい投げ。釣り方を決めると、買う仕掛けとエサが決まる
  • 仕掛けは、オモリの重さと長さを竿に合わせる。号数を合わせるものではない
  • 針の号数は、同じ種類の中で比べる。ハリスは道糸より細く
  • 冷凍エサは早めに解凍、虫エサは涼しく。使い切れないエサは持ち帰る
  • ワームはジグヘッドと組み合わせて使う。ルアーはエサ釣りに慣れてから

QUEST CLEAR

仕掛けとエサの知識を、手に入れた。

次は、いよいよ実際に投げて釣る番。

参考:ダイワ「初心者入門 ハリ」、ダイワ「初心者入門 サビキ」、ハヤブサ「HA210」、マルキユー「アミ姫」、マルキユー「パワーイソメ」、シマノ「ルアーとは?」。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

LAPIN FISHINGの運営者。何年たっても初心者気分が抜けない、自称・永遠の釣り初心者です。アニメ・漫画・ゲームが好きで、思い立ったらノリで動くタイプ。相棒のうさぎ・アジルと一緒に、調べたことや試したことを記事にしています。

コメント

コメントする

目次